男「とてつもないブラック企業に入社することになってしまった」

1 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 00:20:11.628 ID:6GuCfDdx0.net
男(大学を卒業した俺は、とてつもないブラック企業に入社することになってしまった)

男(さて、どのくらいブラックなのかというと――)

ゴゴゴゴゴ……!

男(ビルが……黒い!!!)

34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 01:32:44.407 ID:6GuCfDdx0.net

男(あなたは美人ですよ、素顔のままいて下さいよ、って励ますのは簡単だけど)

男(そうすると、俺が仕事に集中できなくなるし……よし、この手でいこう)

男「大丈夫、あなたは美人ですよ」

グラサン「!」

男「しかし、サングラス姿もよく似合ってます」

男「なので、仕事中はサングラスをしていた方がよろしいかと」

グラサン「ありがとう……そんなこといわれたのはじめて……」ウルッ…

男「そ、そうですか(どうでもいいけど早くサングラスつけてくれ。あんたの素顔は下半身に響く)」

グラサン(決めた……この人こそ私の運命の人!)サッ

男「今後ともよろしくお願いします!」

グラサン「うん……!」

34 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 01:32:44.407 ID:6GuCfDdx0.net

男(あなたは美人ですよ、素顔のままいて下さいよ、って励ますのは簡単だけど)

男(そうすると、俺が仕事に集中できなくなるし……よし、この手でいこう)

男「大丈夫、あなたは美人ですよ」

グラサン「!」

男「しかし、サングラス姿もよく似合ってます」

男「なので、仕事中はサングラスをしていた方がよろしいかと」

グラサン「ありがとう……そんなこといわれたのはじめて……」ウルッ…

男「そ、そうですか(どうでもいいけど早くサングラスつけてくれ。あんたの素顔は下半身に響く)」

グラサン(決めた……この人こそ私の運命の人!)サッ

男「今後ともよろしくお願いします!」

グラサン「うん……!」

55 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 02:26:26.865 ID:mUkfrTYMr.net


いいブラック企業だった

24 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 01:06:15.552 ID:6GuCfDdx0.net

男「失礼しました」

男「ご主人が亡くなられてるとはつゆ知らず、変なことを聞いて……」

喪服女「え? 主人は生きてるわよ」

男「へ?」

男(生きてるのかよ!)

喪服女「ほら、これが主人の写真」サッ

男「……!」

男(こ、これは……ッ!)

25 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 01:10:35.978 ID:6GuCfDdx0.net

男(白い! なにもかも白いぞ!)

男(白い礼服、白いネクタイ、肌も白いし、まだ若そうなのに髪も白い!)

男(きっと白ブリーフで雪国出身だな……)

喪服女「どぉう?」

男「まさしく……あなたに相応しいご主人だと思います」

男「まるで、そう……オセロのようだ」

喪服女「うふふ、ふふふ……おーっほっほっほっほっほ!!!」

男「!?」ギョッ

男(なんかツボに入ったようだ)

喪服女「うふふ……ありがとう。最高の褒め言葉だわ」

喪服女「お礼に……お茶を入れてあげましょう。お茶菓子はブラックサンダーにするわね」

男「ありがとうございます(合わないだろ)」

28 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 01:17:30.876 ID:6GuCfDdx0.net

黒人「しかし、オレみたいな外国人になかなか働き口はなかったさ! HAHAHA!」

男「今は不景気ですからね……」

黒人「そんな時、この会社がオレを拾ってくれたのさ! 君は我が社に相応しいってね!」

黒人「だから……この会社には本当に感謝してるよ! サンキューベリマッチ!」

黒人「オレは心からこの会社に恩返ししたいと思ってるんだ!」

男「そうだったんですか……」

42 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 01:56:33.113 ID:6GuCfDdx0.net

課長「お待ち下さい!」

黒マント「貴様は……課長!」バサッ

課長「部下のミスは、上司である私の責任……!」

課長「この通り、土下座します!」ガバッ

課長「私を踏みつけて、靴についた泥で真っ黒にして下さい!」

課長「私は新人君に、なんとしても商談を成功させてあげたいのです!」

黒マント「くっ……!」バサッ

男(か、課長……! 俺のためにそこまで……!)

26 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 01:12:59.098 ID:j9f6ZhPUr.net

ブラックサンダーww

12 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 00:36:58.265 ID:6GuCfDdx0.net

喪服女「うふふ……入社初日でお疲れでしょう」

男「い、いえ」

喪服女「なにかお飲み物でもいかが?」

男「ありがとうございます。じゃあコーヒーをいただけますか?」

喪服女「ブラックコーヒーをお持ちしますね」

男(やっぱり……!)

男「あの……できれば、ミルクと砂糖も入れて欲しいんですが……」

喪服女「……」ギロッ

黒人「……」ギロッ

グラサン「……」ギロッ

課長「……」ギロッ

男「ひっ!?」

男(しまった……! 地雷を踏んじまったか! まずい……殺られる!?)

15 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 00:46:58.651 ID:6GuCfDdx0.net

<居酒屋>

課長「今日は私のおごりだ! みんな飲んでくれたまえ!」

男(黒ビールで乾杯か……とことん期待を裏切らないな)

課長「では新人君に期待して……カンパーイ!」

喪服女「うふふ……乾杯」

黒人「ハッハー! カンパーイ!」

グラサン「……」

男「乾杯!」

男(黒ビールなんてはじめて飲むな)ゴクゴク

男(おお、結構いける)

13 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 00:39:55.951 ID:6GuCfDdx0.net

喪服女「では、コーヒー牛乳と黒砂糖もお入れしますね」

男「ど、どうも」

男(ミルクではなくコーヒー牛乳、白砂糖ではなく黒砂糖……徹底してやがる)

喪服女「うふふ……どうぞ」コトッ

男「いただきます」ゴクッ

男(あ、うまいぞ、これ!)

23 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 01:03:30.425 ID:6GuCfDdx0.net

しばらくして、仕事に慣れてきた頃――

男「あのー……」

喪服女「うふふ、なあに?」

男「あなたはなぜ、いつも喪服なんですか?」

喪服女「ああ、これ?」

喪服女「これはね……主人が似合ってるっていってくれたからなのよ」

男(ご主人がいたのか……! だけど喪服ってことはきっと悲しいいきさつが……)

14 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 00:43:04.300 ID:6GuCfDdx0.net

退社時刻になり――

課長「今日のところはここまでにしようか」

課長「なにしろ、今夜は君の歓迎会をしたいからね」

男「ありがとうございます! 嬉しいです!」

喪服女「うふふふ……」

黒人「HAHAHA!」

グラサン「……」

男(いったいどんな歓迎会になるのやら……)

22 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 01:00:38.198 ID:6GuCfDdx0.net

課長「今日からは本格的に仕事を覚えてもらうことになる」

課長「期待しているから、頑張ってくれたまえ」

男「はいっ!」

男(とりあえず、会社の業務は分かった……)

男(あとは同僚たちだけど――)

喪服女「うふふふ……」

黒人「HAHAHA! お電話ありがとう! オレの歌を聞いてくれ! Foo!」

グラサン「……」

男(変なのばっかり……)

男(仕事を覚えながら、仲良くなっていくか。あまりなりたくないけど)

48 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 02:08:24.885 ID:mUkfrTYMr.net

社長恐るべし

38 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 01:45:33.798 ID:6GuCfDdx0.net

<会社>

男(いよいよ商談当日……お客はいったいどんな奴なんだろう?)

黒マント「フハハハハ……今日はよろしく」バサッ

男(なんだこいつ!? 怪しい……怪しすぎる! さすがうちの取引先……!)

黒マント「君かね、期待の新人というのは」バサッ

男「はい」

男「応接室にご案内します。こちらへどうぞ」

黒マント「うむ」バサッ

男(バサバサうるせえな)

8 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 00:30:34.419 ID:6GuCfDdx0.net

喪服女「うふふふ、こんにちは……」

男「こんにちは!」

男(なんで喪服なんだよぉ……塩かけたろか)

黒人「HAHAHA! よろしく! キミと働けるのはとても楽しみだぜ!」

男「よろしくお願いします!」

男(ハイテンションな男だ……)

グラサン「……」ペコッ

男「ど、どうも」

男(でかいサングラスしてやがる……どこのマフィアだよ)

33 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 01:29:00.981 ID:6GuCfDdx0.net

グラサン「これが……私の素顔」サッ

男「え……」

男(女!? ――しかも美人じゃないか! なのになんでこんなでかいサングラスを!?)

グラサン「変な顔でしょう?」

グラサン「私、この顔のせいでよくいじめられてて……」

グラサン「昔から、男からよく“告白ごっこ”の標的にされて……困ってたの」

男(それ、“ごっこ”じゃなくて多分ガチ告白だったんじゃねえかな)

グラサン「それが嫌で、男の格好したら、今度は女から“告白ごっこ”されるようになって」

グラサン「女の集団に襲われたこともあったの」

グラサン「女なのをカミングアウトしても、女性から押し倒されたこともあって……」

男「なるほど……」

男(これほどの美形じゃ、男にも好かれ女にも好かれ、大変だったんだろうなぁ)

男(俺だって、思春期あたりにこの人と出会ってたらいきなり告白しててもおかしくない)

30 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 01:23:19.618 ID:j9f6ZhPUr.net

何故踊る

11 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 00:34:39.380 ID:o4LvgKkBa.net

黒人ブラックジョーク言わないんだな

17 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 00:50:16.135 ID:6GuCfDdx0.net

<自宅>

男(ふぅ〜酔った、酔った……)

男(なにからなにまで黒ずくめ、とてつもないブラック企業に入ってしまったもんだ)

男(だけど、同僚の人は思ったより悪い人たちじゃなさそうだ)

男(明日からも頑張るぞ!)

男「ぐぅ……ぐぅ……」

35 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 01:35:15.859 ID:6GuCfDdx0.net

……

課長「このところ、だいぶ仕事を覚えてきたねえ」

男「いえ、まだまだ皆さんの足手まといで」

課長「それに、課のみんなとも仲良くしてくれているようだ」

課長「うちの課はみんな変わり者だからねえ。君がいい潤滑油になってくれてるよ」

男(変わり者? お前もな)

男「そういえば、課長はなぜこの会社に入ったんです?」

課長「私かね?」

18 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 00:54:29.068 ID:6GuCfDdx0.net

<会社>

男「おはようございます!」

課長「おはよう」

男(そういえば、うちの会社ってなんの会社なんだっけ?)

男(今さらだけど課長に聞いてみるか……)

男「すみません、課長」

課長「なんだね?」

男「うちの会社って……なんの会社なんですか?」

男「ホームページも真っ黒で、面接も一発合格してしまったものですから……」

課長「……そんなに知りたいかね?」

男「はい」

課長「どうしても?」

男「は、はい……」

課長「ならば教えてあげよう」

男(やっぱり……とてつもなくヤバイ業務なんじゃ……。密輸とか、臓器売買とか……)

43 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 01:57:42.531 ID:ZjKK+l580.net

支援

41 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 01:52:55.651 ID:6GuCfDdx0.net

黒マント「商談が始まっていきなり、そんなブラックジョークをかますとは……!」バサッ

黒マント「不愉快だ! 帰らせてもらう!」バサッ

男「そ、そんな……!」

男「待って下さい!」

黒マント「嫌だね!」バサッ

男(なんとしても……引き止めないと!)

男「待って下さいぃぃぃぃぃ!!!」ガシッ

黒マント「コラ、マントをつかむな! 高いんだぞこれ!」バサッ

16 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 00:47:46.778 ID:hZMPU7F6r.net

楽しそう

50 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 02:12:15.275 ID:6GuCfDdx0.net

課長「じゃ、今日はみんなで飲みに行くか!」

喪服女「うふふふふ……ぜひとも」

黒人「やったぜ!」

グラサン「お供します」

男(明日は課の全員が二日酔いで、黒ずんだ顔になってそうだな)

…………

……

20 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 00:58:44.098 ID:j9f6ZhPUr.net

ドブラックだな

47 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 02:05:34.674 ID:6GuCfDdx0.net

課長「社長!? なぜ、こんなマネを!?」

社長「私は時折、こうしてお忍びで、各セクションの仕事ぶりやチームワークをチェックしているのだ」

社長「あまりにひどかったら、それを理由に給料下げたりもできるしな……」

男(さすが社長……腹黒いぜ!)

社長「だが、この課のチームワークは素晴らしかった」

社長「これからもその調子でいてくれたまえ!」

男「はいっ!」

社長「それと……演技のために酷評したが、君のブラックジョークはなかなかだった」

社長「これからもその調子でガンガン黒いジョークを飛ばしまくってくれたまえ!」

男「ありがとうございます!」

社長(彼らのような黒い社員がいる限り、うちの社は黒字でいられるだろう……)

4 :以下、\(^o^)/でVIPがお送りします:2017/09/14(木) 00:24:04.126 ID:6GuCfDdx0.net

男(壁も黒い……)

男(床も黒い……)

男(カーテンも黒い……)

男(さすがに照明はついてるけど、微妙に薄暗い……)

黒猫「ニャ〜ン」スタタッ

男「わっ、黒猫が横切った!」

男(なんなんだ、この会社は……組織ぐるみで黒魔術でもやってるのか?)

男(おっと、ここが俺の配属先の部屋だな)

男「失礼します!」ガチャッ

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